ヨハンセン(生物学者)
Wilhelm Ludvig Johannsen
デンマーク,1857-1927
科学者人物誌―生物
デンマークの植物学者・遺伝学者。1872年に薬剤師の徒弟となりデンマークやドイツで働いて,1879年に薬剤師の資格を取った。その後植物学と化学の研究を始め,1881年には当時できたばかりのカルルスベルク(Carlsberg)研究所の化学の助手となり,1887年にはその職を辞したものの,奨学金を受けて研究は続けた。1892年にコペンハーゲン農学校の講師,1903年には植物学と植物生理学の教授となった。1905年にはコペンハーゲン大学の植物生理学教授となった。
東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司