東書Eネット

東書Eネット

ヤンセン父子(生物学者)

  • 生物
  • 指導資料
公開日:2002年10月30日
ヤンセン父子(生物学者)

ハンス ヤンセン & ザハリアス ヤンセン (Hans Janssen & Zacharias Janssen)
ベルギー,ハンス1580-1638,ヤンセン1588-1628
科学者人物誌―生物
顕微鏡による研究が成果を産み出し始めるのは17世紀の半ば過ぎのことである。しかし現在の光学顕微鏡の基となったものは,その半世紀前の1590年から1609年の間にオランダのミッデルビュルトでつくられた,と考えられている。ここまでは確かなのだが,いったい,だれがという点になると一致が得られていない。顕微鏡の歴史を述べた本では,その市の3人の眼鏡屋の名前が挙げられている。ハンス・リッペルスハイとハンスおよびザハリアスのヤンセン父子である。このうちリッペルスハイが顕微鏡を製作したという明確な証拠はなく,むしろ望遠鏡を製作した人物と考えられている。他方,ヤンセン父子については,彼らが顕微鏡を製作したという証言がある。

東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

資料ファイル

  • html

    html

    htm/9.7KB

非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。

戻る

関連する単元のリンク

おすすめの資料