東書Eネット

東書Eネット

テータム(生物学者)

  • 生物
  • 指導資料
公開日:2002年10月30日
テータム(生物学者)

エドワード ローリー テータム (Edward Lawrie Tatum)
アメリカ,1909-1975
科学者人物誌―生物
エドワードL.テータムは1909年12月14日,米国コロラド州のボルダー市で生まれた。当時,父アーサーL.テータムは薬学の研究者としてスタートしたばかりであった。アーサーは,後にウィスコンシン大学へ移ったが,エドワードも父と共にウィスコンシンヘ移り,ウィスコンシン大学を卒業し,学位も同大学で取得した。学位論文は,プロピオン酸発酵菌の栄養素要求に関するもので,当時ヒトと酵母のビタミンとして知られていたチアミン(ビタミンB1)が,この細菌にとっても必須の成長因子であることを初めて明らかにした。その後,ビオチン(ビタミンH)の研究で知られているユトレヒト大学(オランダ)のゴーグルの下で研修したが,そこでスタンフォード大学のジョージ・ビードルが生化学者を探していることを知った。

東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

資料ファイル

  • html

    html

    htm/9.9KB

非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。

戻る

関連する単元のリンク

おすすめの資料