[前文]
長さ1024mm,内径64mm(厚さ3mm)のアクリル管を用いて,気柱共鳴の実験を行いました。管口付近に置いたスピーカーからの音(発振器からの正弦波)と気柱が共鳴するとき,管内には定常波が生じています。そのとき,空気は,定常波の「腹」のところで最も激しく振動し,「節」のところではほとんど振動しません。そのようすを,通電加熱で赤熱したニクロム線を使って調べてみました。管内の気温は,ニクロム線からの熱で,室温よりもかなり高くなっています。そのため,気柱の固有振動数は室温での共鳴実験よりも大きくなっています。
[動画タイトル]
(1)開管の振動 1
(2)開管の振動 2
(3)閉管の振動 1
(4)閉管の振動 2
HTML版(資料として動画(MPEGファイル)を添付)
東京都立雪谷高等学校 永露浩明