[内容]この本は,仏教信者のための本ではないし,仏教信者になるための本でもない。この本は高校生たちに,中でも何かについてじっくり考えることが好きだ,とか,理系文系を問わず,大学に進学し学問をしてみたいと考えている高校生諸君に,是非読んでもらいたいと考えており,その人たちを読者対象として書かれている。
[もくじ]はじめに
第一章 仏教を産み出した土壌(バック・グラウンド)(一)問いかけ方と答え方(二)アーリア人(三)バラモン教と神々(四)ウパニシャッド哲学(五)バラモン教への批判・自由思想家たち
第二章 原始仏教(一)シャカ・ムニ(二)出家(三)悟りの内容(四)初転法輪(五)仏教教団の成立
第三章 大乗仏教(一)教団の分裂(二)仏陀観の変化(三)慈悲の重視(四)如来蔵思想(五)菩薩道(六)空性(七)唯識(八)『般若心経』
第四章 仏教の伝播(一)インドでの仏教(二)東南アジアの仏教(三)中国の仏教
第五章?? 日本人と仏教(一)古代日本人と仏教(二)奈良時代の仏教(三)平安時代の仏教(四)鎌倉新仏教(五)その後の仏教
あとがき
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千葉県立千葉東高等学校教諭 鳥海輝久