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【授業を豊かにする史話】政略結婚のもとに-愛親覚羅浩のこと-

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  • 授業プリント・ワークシート
公開日:2000年09月12日
【授業を豊かにする史話】政略結婚のもとに-愛親覚羅浩のこと-

高校生を対象として,授業の中身を豊かなものにする読み物,文も平易に記述してあります。
1932年、日本軍によって、「満州国」が建国される。満州国(33年から帝政)の皇帝に担ぎだされたのが、清朝最後の皇帝宣統帝(愛親覚羅溥儀=あいしんかくらふぎ)であった。映画「ラストエンペラー」が彼の一生を描いている。溥儀の弟に溥傑がいた。溥傑は当時、日本の陸軍で勉強中であった。溥儀には子どもがいなかっので、関東軍(日本軍の満州駐留軍)は溥儀の弟溥傑(ふけつ)に目をつけ、皇族の皇女を嫁がせて、日本人の血を引く世継を生ませ、満州支配の安定化と日満一体化を計らうとした。皇女を嫁がせることは皇室典範上不可能であった。そこで、関東軍は華族の娘から選ぶことにした。

名古屋市立向陽高等学校 野田隆稔

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