児童は教科書教材を中心に物語文を読み取る学習を行っているはずであるが,ここでは,関係的に物語を読む力をつけ,高学年の主題を読み取る力につなげたい。すなわち,村はずれに住むひとりぼっちのごんぎつねと外へも出られない雨続きの数日,母親と二人暮らしの兵十とごん,悲しみの葬列と赤い絨毯を敷き詰めたような道など,場面や人物の状況を通して心情を考えるという学習の仕方を身につけさせるということである。
青森県小学校
A4判たて,5ページ
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