[フランス]バスティーユ広場、撮影年月:1979年8月、撮影者:茨城県K.O、撮影場所:フランス・パリ。フランス革命勃発の地として有名なバスティーユ(牢獄)跡の広場。百年戦争最中の1370年、当時の仏王シャルル5世がパリ防衛のために城塞建設を命じたのが始まりで、政治犯用牢獄として使用されたのは宰相リシュリーの時代からである。ここに収容された著名な人物としては、ルイ14世に疎まれた謎の人物「鉄仮面」、啓蒙思想家ヴォルテール、サド侯爵などがいる。1789年7月14日パリ市民の襲撃をうけ、翌年には牢獄が取り払われた。広場中央にそびえるブロンズ製の円柱は七月革命(1830年)で亡くなった市民を記念して造営したもので、台座及び柱上の「自由の女神」像をあわせると51.5mの高さがある。
茨城県 K.O