[ドイツ]ディオニソス・モザイク(ローマ・ゲルマン博物館)、撮影年月:2000年8月、撮影場所:ドイツ、ケルン。第二次世界大戦中の1941年、ケルン市民が防空壕を掘っていて偶然、古代ローマ時代の住居跡を発掘した。ローマ・ゲルマン博物館は古代遺跡の上にその遺跡を保護する形で建てられているが、中でも有名なのがは当時の商家食堂の床に描かれた「ディオニソス・モザイク」(ギリシア神話の酒神ディオニソス(バッカス)のモザイク、縦10m×横7m)である。このモザイクは2世紀頃の作と言われるが、当時の文化レベルの高さを如実に表している。
O.K