[ドイツ]ケルン大聖堂、撮影年月:2000年8月、撮影場所:ドイツ、ケルン。ケルン大聖堂はゴシック様式の建造物で、二つの尖塔の高さが157m、堂宇は奥行き144m、幅88mもある巨大な聖堂である。1248年、エンゲルベルト大司教のもとで起工されたが、以後戦争や資金不足に悩まされ、約300年間の中断期間をへて1880年に完成した。入口のボルタイユには聖ペテロと聖パウロの彫刻が施され、堂内5カ所に見事なステンドグラスがある。戦前にケルン市長をつとめ、戦後西ドイツの「奇跡の復興」を成し遂げた初代首相アデナウアーのミサは、ここで行われた。
O.K