[ドイツ]アーヘン大聖堂とカール大帝像、撮影年月:2000年8月、撮影場所:ドイツ、アーヘン。アーヘンはカール大帝が王宮を営んだことで知られているが、9世紀初めの礼拝堂建立がアーヘン大聖堂の始まりとなった。内部にはカール大帝の廟があり、9世紀以降16世紀まで歴代皇帝の戴冠式が行われた。カール大帝は814年に亡くなったが、1000年の聖霊降臨の主日、皇帝オットー3世はカール大帝の墳墓の改葬を命じた。大帝の遺骸は「生けるがごとく玉座に座して黄金の冠を戴き、王杖を手にしていた」という。大帝の墓は、1165年に皇帝フリードリヒ・バルバロッサによっても暴かれた。カール大帝像は市庁舎近くのマルクト広場に立っている。
O.K