[ドイツ]アウグスブルク市庁舎とペルラッハ塔、撮影年月:1990年7月、撮影場所:ドイツ、アウグスブルク。紀元前15年、ローマ皇帝アウグストゥスの一族によってつくられたと言われるバイエルン州第3の都市。13世紀には帝国都市(自由都市)となり、15世紀には大富豪フッガー家の登場でルネサンス文化の花が開いた。ルネサンス期最大の建築物である市庁舎及びペルラッハ塔から400mほど歩くと、フッガー家が貧民救済のために建てさせたフッゲライがあり、今でも年間家賃1.72DMで使用している(1517~23年建設)。また、アウグスブルクは宗教和議(1555)でも有名で、聖ウルリヒ・アフラ教会という新旧両教徒が共生する珍しい教会もある。
O.K