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[イタリア]ヴェッキオ宮とシニョーリア広場

  • 地歴・公民・地図
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公開日:2001年08月31日
[イタリア]ヴェッキオ宮とシニョーリア広場

[イタリア]ヴェッキオ宮とシニョーリア広場、撮影年月:1979年8月、1990年7月、撮影場所:イタリア、フィレンツェ。ヴェッキオ宮は、1298年、アルノルフォ・ディ・カンビオの設計で着工されたゴシック様式の建造物である。かつてフィレンツェ共和国の中央政庁が置かれ、建物が完成した16世紀にはメディチ家所有となっていた。現在でも市庁舎として利用されているヴェッキオ宮の内部は、ルネサンス様式に改造されており、天井壁画、500人広場、フランチェスコ=メディチの書斎、ミケランジェロの彫刻「勝利の神」などがある。また、ヴェッキオ宮の右手に建っている高さ94mの鐘楼(アルノルフォ塔)は、フィレンツェの名物となっている。一方、ヴェッキオ宮前に広がるシニョーリア広場は、共和国時代よりフィレンツェの政治的・社会的中心となってきた。ヴェッキオ宮に向かって右手にはミケランジェロ作「ダヴィデ像」のコピー(オリジナルはアカデミア美術館に収蔵)やネットゥーノの噴水などがあり、左手にはコシモ1世の騎馬像がある。なお、1434年にコシモ=ディ=メディチが政権を掌握したのはこの広場であり、メディチ家追放で中心的役割を果たしたサヴォナローラが焚刑に処された(1498年5月23日)のもここである。広場中央には、焚刑の跡を示す銅板がはめ込まれている。

O.K

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