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[イタリア]コロッセオ(円形闘技場)

  • 地歴・公民・地図
  • 指導資料
公開日:2001年08月31日
[イタリア]コロッセオ(円形闘技場)

[イタリア]コロッセオ(円形闘技場)、撮影年月:1979年8月、1997年12月、撮影場所:イタリア、ローマ。古代ローマ社会には、有力者が市民に「パンとサーカス」を提供する保護者(パトロン)・被保護者(クライアント)の関係が存在した。紀元後80年、ティトゥス帝の時に完成した「フラヴィオのコロッセオ」も、重要な遊民対策の場であった。コロッセオは長径188m、短径156mの楕円形をしており、高さは57mで約5万人を収容できた。地上階にはアーチ型入口が80あり、1階は貴賓席、2~4階が一般市民の席となった。また、闘技がある日は4階部分にポールが取り付けられ、日除けの天幕が張られた。木の床が張られた競技場(長径78m、短径46m)には、血を吸い取るようにアレーナと呼ばれる砂がまかれた。その上では、405年にホノリウス帝によって廃止されるまで、地下室から連れ出された剣奴や死刑囚、猛獣による凄惨な死闘が繰り広げられたのである。

O.K

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