撮影年月:2000年8月、撮影場所:カラコロム・ハイウェー。カラコラム・ハイウェイは、パキスタンのカラチと中国の北京を結んでおり、途中、標高4700mというクンジュラブ峠を越えるという道路です。中国と協力して1978年に完成し、1986年からは一般の観光客も利用できるようになりました。このカラコラム・ハイウェイのパキスタン側の大部分は、ヒマラヤ山脈の西端を流れるインダス川の断崖絶壁を通っています。ベシャームの先にあるシュンギラ峠を越えると、道路は山岳地帯を縫うように走ります。片側にはヒマラヤ山脈の断崖が迫り、もう片側には数百m下をインダス川が流れているという光景が、チラースの手前まで続きます。この写真で、道路がどんな所を通っているかわかりますか?
大阪府立八尾翠翔高校 竹部嘉一