[チュニジア]チュニジアの塩湖、撮影年月:2001年6月、撮影場所:ショット・エル・ジェリド、撮影者:野町亘。写真(1)チュニジアの内陸部にはかつての内海の名残である塩湖が見られる。砂漠の景観そのもののようであるが、ところどころに帯状の白い部分が見える。これは塩湖の干上がった跡である。写真(2)塩湖は、ひとつの大きな湖ではなく、このような無数の「水溜り」として見られる。したがって「塩湖地帯」と呼ぶほうが適当かもしれない。これは最大の塩湖「ショット・エル・ジェリド」の一部。写真(3)塩湖の水中や周辺で塩が析出しているようす。塩はミネラル分を多量に含むせいかマイルドな「うまい」塩である。採取自由なので多量に持ち帰る観光客も多い。写真(4)塩湖は、土の成分などによって微妙に色合いが異なる。写真(2)、(3)では赤味が強いが、このように緑味を帯びたものもあり、さまざまである。
神奈川県 野町亘