本文より、今回は、学習者としての私の英語の学びとその指導法について書いてみたいと思います。私が最初に英語と出会ったのは、中学1年でした。そのころはクラブ活動に熱中しており、NHKの語学プログラムなどの存在も知らず、また塾にもいかず、ただ単に学校で教科書を使った授業のみで、よく暗唱させられ、それが好きでした。英語の先生が大好きで、自分の口から異なる言葉が発せられることにわくわくした記憶があります。
(シリーズ連載)教科書執筆関係者が、英語教育への想いを語ります。
青山学院大学教授 アレン玉井 光江