本誌は、東京書籍が発行する高校理科の教育情報誌です。今号から新たな連載が始まります。崇城大学の溝上広樹先生による4回シリーズ「看図アプローチで授業を動かす」です。1回目の今号は「高校理科への看図アプローチで導入の背景とその効果」です。多様な生徒が授業にでき、自由な発想や気づきがでる協働的な学習活動である看図アプローチの実践です。それぞれの学校での授業展開の一助となれば幸いです。また、サイエンスライターの佐藤健太郎さんには「授業で使える科学小話」として、物理、化学、生物、地学、それぞれの科目でコラムをご執筆いただきました。さらに、前号で好評だった、sachi_homemadeさんの「お菓子づくりの化学」は、今号は「オレンジのバターケーキ」の紹介です。「手作り実験装置の活用」では、3Dプリンターを活用した渦電流実験装置の製作をご紹介します。評の「理科を訪ねて」「書籍紹介」も、理科編集部員のお勧めをご紹介します。
東京書籍(株) 理科編集部