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データから考える教育事情最前線 (7)学校における不登校児童生徒への支援の状況

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公開日:2024年08月15日
データから考える教育事情最前線 (7)学校における不登校児童生徒への支援の状況

本誌は、現在注目を集めている教育事情について、東書Eネット会員の先生方にアンケートの回答をお願いし、回収したデータの分析を基に、課題や今後の解決方法について探るWeb限定の教育情報誌です。令和6年度の第1回は、「学校における不登校児童生徒への支援」をテーマにしました。文部科学省の調査(令和5年10月発表)によると、令和4年度の国立、公立、私立の小・中学校の不登校児童生徒数が約29万9千件という結果になりました。文部科学省では、令和5年3月に、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLOプラン)を発表し、不登校対策の一層の充実を求めています。不登校児童生徒への支援は、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、一人一人の能力を伸ばし、社会において自立的に生きていく力の基礎を養っていくことが求められています。本調査では、これまで不登校児童生徒の指導・支援を行った経験のある先生方を対象に、支援策や体制、取組のための重点や配慮、さらに課題意識等について明らかにすることを目的として、東書Eネット会員にご登録の先生方を対象に質問紙調査を実施しました。令和6(2024)年4月下旬から5月下旬にかけて実施し、307人の先生方から回答をいただきました。その調査結果の分析と、奈良女子大学教授の伊藤美奈子先生による「不登校児童生徒対応の現状と本調査への感想」を掲載しています。

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