家庭分野では、生涯にわたって健康で豊かな生活を送るために自立に必要な「生活を工夫し創造する資質・能力」の育成を目指しています。この資質・能力は、今後ますます重要なものです。そのため、目指す資質・能力を明確にして、各題材を設定し、3学年間を見通して配列を工夫する必要があります。本冊子「家庭分野では何を学ぶの?」は、家庭分野で育成を目指す資質・能力、家庭分野の各内容と小学校との系統性、題材の構成、指導計画の作成などについて解説したものです。また、各内容の教材研究に役立つ参考資料等を掲載しています。本冊子が、家庭分野の魅力的な授業につながり、生徒一人一人に資質・能力が確実に身に付くことを期待しています。
東京書籍(株) 技術・家庭科編集部