教室の窓「小学校・中学校 教育情報誌」vol.72 2024年4月発行「特集:令和7年度版 新しい中学校教科書」より。令和7年度版の新しい書写の教科書『新編 新しい書写』は、近年機会が減ってきている「文字を手書きする」ことへの問いかけから始まっている。また、書くときの動きのパターンを解説し、二次元コードで動画を見られるようにしたことで、良い動作で書くための手助けとなる工夫も施した。さらに、生徒の個性を尊重する目的で「書写のかぎ」による原理・原則の学習とその応用を生徒に促し、一方で古代から現代までの文字文化についても取り上げるなど、幅広い学びが可能になっている。
上越教育大学 教授/新編 新しい書写 編集代表 押木秀樹
A4判たて、2ページ