本誌は、2022年に創刊した、Web限定の教育情報誌です。現在注目を集めている教育事情について、東書Eネット会員の先生方にアンケートの回答をお願いし、回収したデータの分析を基に、課題や今後の解決方法について探ります。第3回は、「小学校高学年における教科担任制の実施状況」をテーマにしました。文部科学省は、2022年4月からの小学校高学年における教科担任制の本格的な導入を決定したところです。そこで、小学校高学年における「教科担任制」の実施状況や、期待されるメリットや課題などをあきらかにすることを目的とし、東書Eネット会員にご登録の先生方を対象に質問紙調査を実施しました。12月下旬から1月下旬にかけて実施し、240人の先生方から回答をいただきました。その調査結果の分析と、学習院大学教授、秋田喜代美先生による「小学校高学年における教科担任制導入のために」を掲載しています。
東京教育研究所