東書教育シリーズ中学校理科「教科書コラム復刻版」2002年9月作成より。「発展的な内容」関連資料として,「音色」は昭和44年度版,「超音波で海の深さをはかる」は平成9年度版教科書「新しい科学」より抜粋・編集したものです。(音色)オシロスコープで,音色のちがう音波の形を調べると,かなり複雑な形をしているが,発音体によって,それぞれ,特有の波形をもった音波が生じることがわかる。(超音波)人間に音として聞こえるのは,振動が1秒間に約 20 回~2万回のときであるといわれている。これに対して,1秒間に2万回以上振動している音を超音波という。超音波は,ふつうの音よりも,一定の方向に進みやすいため,さまざまな分野で利用されている。
東京書籍(株) 理科編集部