東書教育シリーズ中学校理科「教科書コラム復刻版」2002年9月作成より。「発展的な内容」関連資料として,昭和56年度版教科書「新しい科学」より抜粋・編集したものです。ヒトのからだはおよそ数十兆個の細胞からできているといわれている。脳の細胞,心臓の細胞,筋肉や骨やその他のあらゆる器官の細胞は,からだが活動するためのたいせつなはたらきを分担している。そのような細胞のはたらきをささえるために,ひとときも休むことなく栄養分と酸素をおくり,細胞の活動によってできた二酸化炭素などの不用物をとり除くのが血液の役目であり,その血液を全身にくまなく輸送する道が血管である。心臓の構造。
東京書籍(株) 理科編集部