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(教科書復刻版) 自然界における中和,水道水には電流が流れる [身のまわりの物質]

  • 理科
  • 授業プリント・ワークシート
公開日:2002年11月01日
(教科書復刻版) 自然界における中和,水道水には電流が流れる [身のまわりの物質]

東書教育シリーズ中学校理科「教科書コラム復刻版」2002年9月作成より。「発展的な内容」関連資料として,昭和62年度版教科書「新しい科学」より抜粋・編集したものです。(中和)自然のなかにも,水が酸性を示す例がある。群馬県の吾妻川の上流に「須川」とよばれていた支流がある。酸性の強い川という意味である。(現在は白砂川)須川の水は,火山活動のさかんな地域を流れる酸性の河川水をふくんでいるし,また上流に草津温泉という強い酸性を示す温泉があり,そこから流れ出る酸性の強い水をふくんでいるので,とくに酸性が強く,その水を田畑に流しても,作物はほとんどできない。そのため,須川の支流の湯川に,石灰石を細かくくだいたものや水酸化カルシウムを入れる工場をつくり,川の水を中和させるようにした。(水道水に電流)蒸留水では電流が流れなかったのに,水道水で電流が流れるのはなぜだろうか。蒸留水は,水の分子の集合したものである。しかし,水道水は,水の分子だけではなく,わずかではあるが他の物質がとけていて,これらの物質が電流を流すはたらきをするためである。

東京書籍(株) 理科編集部

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B5判たて,1ページ

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