2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数5」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)子どもたちは、日常的にトランプなどのカードを箱にしまう体験をしていると思います。しかしながら、箱にぴったりとしまえる理由についてまで考えることは少ないでしょう。子どもたちにとっては、あたり前のことですから。本単元のプロローグでは、写真を見ながらどのトランプをどのケースにしまえばよいかについて話し合います。このとき、p.72のこうたの吹き出しにあるように、しまうケースを決めるためには、カードの「形」だけではなく、「大きさ」も同じでなければならないことに気づかせることが大切です。また、トランプをしまう際に、トランプどうしがぴったりと重なっているということに着目させることも有効であり、次ページの、形も大きさも同じ図形を見つける活動につながります。
東京書籍(株) 算数・数学編集部