東書教育シリーズ中学校理科「教科書コラム復刻版」2002年9月作成より。「発展的な内容」関連資料として,昭和50年度版教科書「新しい科学」より抜粋・編集したものです。月は直径が地球の約4分1(約3500km),質量は地球の約80分の1の天体である。月面を人間が歩くときには,強い太陽光線や宇宙のちりなどをさけるために,厚い宇宙服を着る必要がある。宇宙飛行士が身につけ,手に持っている物の質量の合計は,約160kgにもなるが,月面では,これをらくに持って歩くことができる。これは,月面では,重力が地球上のおおよそ6分の1しかないためである。
東京書籍(株) 理科編集部