2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数2」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)データの活用の学習では、調べる目的を明確にすることが大切です。目的によって、データを整理する観点や、どのようなグラフに表すかが変わってくるからです。2上p.8では、進級したての時期に、クラスの友だちともっと仲良くなりたいという目的意識を持てる内容を扱っています。この目的意識のもと、「したいあそび」を調べています。「したいあそび」についてグラフと表に整理すると、数の多小や数が分かりやすくなることに気づかせます。教科書のデータでは、「おにごっこが一番多いので、みんなでおにごっこをすればもっと仲良くなれそう」のように、目的に沿って、データを根拠とした判断をすることができます。
東京書籍(株) 算数・数学編集部