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『走れメロス』、「ことば/現実」に刻印された暴君の《思惑》―「もっと恐ろしく大きいもの」に隠蔽された太宰の〈批判精神〉という本質―

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公開日:2022年09月12日
『走れメロス』、「ことば/現実」に刻印された暴君の《思惑》―「もっと恐ろしく大きいもの」に隠蔽された太宰の〈批判精神〉という本質―

太宰治は生徒や国語教員に絶大な人気を誇る小説家で、『走れメロス』は中学校教科書の「定番教材」として定着している。それは読者を魅了する作品の「深さ」故であるが、太宰の諸作品に見られる「人格的な欠損」や「皮肉」に満ちた文学的反抗という「負」の部分より、信頼と友情という「向日性」に溢れているからであろう。しかし、この「向日性」には謎が多い。そこで今回は、『走れメロス』の隠された主題について考察する。

北海学園大学 元講師 荒木美智雄

資料ファイル

A4判たて,10ページ

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