漱石の「こころ」について、Kの意識の深層を中心に徹底してよみ直してみました。第9回は、「こころ」に続編の余地があるのかという問題をめぐって、シューベルトの未完成交響曲や、ミロのヴィーナスといった芸術作品と比較しながら、現代日本語文法に加え、カウンセラーとしての視線から、新しい解釈を提示したいと思います。
北海道深川西高等学校 池田和彦
A4判たて,6ページ
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