漱石の「こころ」について、Kの意識の深層を中心に徹底してよみ直してみました。第8回は、「下・四十三」の「現代人の考え」、および、従来難解とされてきた「明治の精神」(下・五十五~五十六)をめぐって、現代日本語文法に加え、カウンセラーとしての視線から、新しい解釈を提示したいと思います。
北海道深川西高等学校 池田和彦
A4判たて,10ページ
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