漱石の「こころ」について、Kの意識の深層を中心に徹底してよみ直してみました。第7回は、「下・五十」でのKの埋葬をめぐる問題、「下・五十一」での妻との墓参、そしてKの自殺の原因などをめぐって、現代日本語文法に加え、カウンセラーとしての視線から、新しい解釈を提示したいと思います。
北海道深川西高等学校 池田和彦
A4判たて,9ページ
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