漱石の「こころ」について、Kの意識の深層を中心に徹底してよみ直してみました。第6回は、「下・四十八」でのKの遺書の内容、とくに「薄志弱行でとうてい行く先の望みがない」や「もっと早く死ぬべきだのになぜ今まで生きていたのだろう」などをめぐって、現代日本語文法に加え、カウンセラーとしての視線から、新しい解釈を提示したいと思います。
北海道深川西高等学校 池田和彦
A4判たて,9ページ
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