漱石の「こころ」について、Kの意識の深層を中心に徹底してよみ直してみました。第3回は「下・四十二」の「覚悟――覚悟ならないこともない」や、「下・四十三」における深夜の襖開け事件などをめぐって、現代日本語文法に加え、カウンセラーとしての視線から、新しい解釈を提示したいと思います。
北海道深川西高等学校 池田和彦
A4判たて,11ページ
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