中原中也の「一つのメルヘン」は、高校の国語教科書では大変な人気があり、多くの国語教師にも支持されている。起承転結の四連構成(四四三三行)や中也独自の詩語・措辞(〜ありました)を駆使して、中也の世界観を華開かせた傑作の一つである。しかし、詩自体は実に難解で謎も多い。今回は、この詩の謎の解明を行っていきたい。
北海学園大学非常勤講師 荒木美智雄
A4判たて,9ページ
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