教科書で,最大公約数は素因数指数の小さいほうの累乗の積,最小公倍数は大きいほうの累乗の積であると説明がある。指数がすべて異なれば問題ないが,指数が1つでも等しい場合,大きいほう・小さいほうという表現では等しい場合が欠落する。本稿では,max(a,b),min(a,b)を用いて,2つの自然数の最大公約数と最小公倍数を素因数分解表示し,その活用例についても考察する。
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山口県立光高等学校 西元教善
A4判たて,4ページ
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