ニューサポート高校「国語」vol.35(2021年春号)より。令和4年度発行の教科書「現代の国語」の採録筆者のエッセイ。現代の国語」では,筆者の文章「木を見る,森を見る」を掲載した。「理学,医学,芸術学,教育学と,立ち位置の離れた分野に身を置いてきた」筆者は,「分野ごと,人ごとにさまざまな視点があり,そこから見える景色がまるで違う」ことを実感したという。この文章では,「視点を変える」ことの意義と,その方法を紹介している。物事を多様な視点から見る姿勢を養う評論である。
京都芸術大学准教授 齋藤 亜矢