昨年度発行した『自ら「たくましく,しなやかに」成長できる力を育むために2』に続く生徒指導の研究冊子である(小・中学校)。本年度は次の内容について研究を深めた。(1)児童・生徒指導を組織的・体系的に進めるために,教育課程にどのように位置づけるか。(2)子どもたちの内面的資質を養う児童・生徒指導とはどのようなものか。(3)教科授業や特別活動・総合的な学習における「語り合い,学び合い,助け合い」を通して,内面的資質を養う児童・生徒指導をどのように展開するか。(4)学校経営として,教育課程に基づいた児童・生徒指導をどのように進めるか。また「新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け,学校休業等の緊急事態に対して,どのように学校運営を進めたのか」についても研究報告に加えた。(東研研究報告 No. 328)
東京教育研究所