空間図形の体積は,その切断面の面積を求めそれを定積分することで求められるが,どのような平面で切断するのがよいのであろうか。本稿では,x≧0,x2+y2≦1,0≦z≦y2という連立不等式が定める空間図形について,さまざまな平面で切断した場合を比較し,断面積及び定積分の値の求めやすさについて考察してみる。
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山口県立光高等学校 西元教善
A4判たて,5ページ
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