学校文法をちょっと乗り越えると、そこには授業の現場で作品のよみに生かせる、興味深い事象がたくさん見つかります。それらの事象はどのようなものなのか、そして、現代文・古典のそれぞれで、それをどうよみに生かせるのか――今回は自動詞・他動詞と語り手の意識について、現代文は横光利一「蠅」、古典は「蜻蛉日記」(なげきつつひとり寝る夜)の実践事例をご紹介します。
北海道深川西高等学校 池田和彦
A4判たて,8ページ
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