学校文法をちょっと乗り越えると、そこには授業の現場で作品のよみに生かせる、興味深い事象がたくさん見つかります。それらの事象はどのようなものなのか、そして、現代文・古典のそれぞれで、それをどうよみに生かせるのか――今回は動詞のヴォイス(態)と動作主について、現代文は魯迅「藤野先生」および森鷗外「舞姫」、古典は「平家物語」巻五(富士川)の実践事例をご紹介します。
北海道深川西高等学校 池田和彦
A4判たて,10ページ
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