本誌は,東京教育研究所 東北分室の教育情報誌で,地域の教育実践などをご紹介します。今回は,「ICT 利活用」というテーマで,東北学院大学文学部教授 稲垣 忠先生と福島県郡山市立芳山小学校の小林 勇二先生から寄稿していただきました。稲垣先生からは,かつて提唱された個別の学びに寄り添うCAI(Computer Assisted Instruction),思考を拡張するためのノートサイズのコンピュータ「Dynabook 構想」,多様な人との関わりあいによる学びCSCL(Computer Supported Collaborative Learning)の3つの活用について,考察をまとめていただきました。そして,小林先生からは,コロナ禍におけるリモートワークを活かした授業実践例を紹介していただきました。タブレット端末を活用した小学校社会科の実践事例「社会科におけるタブレット端末を活用した授業」です。
東京教育研究所 東北分室