等差数列と等比数列の積の和,つまり,第k項が pk+q(p,qは定数,p≠0)である数列と,ark-1(a,rは定数,ar≠0,r≠1)である数列の積(pk+q)ark-1の初項から第n項までの和Snは,(1-r)Snを考えることで求められる。ここでは,「公比をかけて引く」という操作の中に,等差数列と等比数列のそれぞれの性質が効果的に出現して和が求められるが,実際にはΣkrk-1(r≠1)が求められればよいのである。本稿では,Σkrk-1(r≠1)の求め方について考えてみる。
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山口県立光高等学校 西元教善
A4判たて,3ページ
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