教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.61 2020年9月発行より。コロナ禍の中で,年間の授業時数が確保しづらい状況になっている。社会科でも,目標を達成する短縮カリキュラムや,授業で取り組むべきことと,授業外で取り組むべきことを区別し,学習活動を重点化することが求められている。ここでは,上記の点を踏まえた小学校4年生の「ごみのしょりと利用」の実践について紹介する。家庭で調べたことを学校で議論するという形の授業を行うことで,授業での学習,家庭での学習のどちらも,子どもにとって意味のあるものになる。
筑波大学附属小学校主幹教諭 梅澤真一