数学の苦手な生徒にとって,定義や公式に当てはめるだけで即座に正答が得られるタイプの問題はまだ手が届く(また,やろうとする)が,「関係」といった数学的構造の追究に少しでも入るとそれらに成り立つ「性質,公式,定理」等の意味がわからなくなり,覚えることも難しくなる。以前,生徒が「わかる」ようになるためには,教員が「かわる」ことが必要であると述べた。(山口県内では)受験校の勤務が30年以上のため,凝り固まった受験のための数学を教え続け,底辺校の事象がよくわからないことへの反省を込めて,数学が極めて苦手な生徒(以後,数学極苦生徒)が「わかる」ための「かわった」授業をしてみよう。
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山口県立高森高等学校 西元教善
A4判たて,3ページ
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