「ニューサポート高校「家庭」vol.17(2020年春号)」より。ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動は,高等学校家庭科教育を充実させるために欠かすことができない重要な内容です。しかし,普通科で「家庭基礎」2単位では教師の数も少なく,その指導が困難だ,大きな負担を感じる,と思っている先生方がおられるのではないでしょうか。校内の活動や地域との連携を家庭科教員のみで創り出すとなれば,相当な時間と労力が必要です。地域社会との連携は学校としては必須事項なのですから,うまく「家庭科」が学校と地域の体制に入り込み,そこに学校家庭クラブ活動を連動させていくと負担が減少し,楽しんで活動ができるのではないでしょうか。
奈良県立生駒高等学校教諭 北口暁子