「ニューサポート高校「理科」vol.33(2020年春号)特集:授業を変える2〜思考力・判断力・表現力を育む授業〜」より。『生物基礎』と比較して『生物』の内容は,分子から生態系まで幅広い内容を扱うことから,探究的な学習をするための時間の確保や環境の整備などの難しさが指摘されており,「主体的・対話的で深い学び」を通して科学的に探究しようとする態度の育成をどのように実現するかが課題となる。このような現状において,生物現象を自分のこととして捉え,生徒の思考力・判断力・表現力を育成することを目的として,本校では遺伝カウンセリングロールプレイングを行っている。
慶應義塾女子高等学校教諭 内山正登