「ニューサポート高校「数学」vol.33(2020年春号)特集:新教育課程に向けたポイント整理」より。平成30年告示の高等学校学習指導要領解説では,改訂の要点において「数学的に問題発見・解決する過程を学習過程に反映させることを重視する」とあります。問いに答えるだけでなく,問いを立てることを通して,問題発見能力を育成することがこれからの数学教育においては重要になってきます。大学入学共通テストの試行調査では,グラフ表示ソフトを操作する設定の問題が,平成29年,30年ともに出題されました。
土佐塾中学・高等学校教諭 竹内拓也