2次方程式の「解と係数の関係」で,2次方程式の実数解の符号に関することを扱う。その直前には,2つの実数αβの符号について,①α>0,β>0⇔α+β>0,αβ>0②α<0,β<0⇔α+β<0,αβ>0③α,βが異符号⇔αβ<0を確認する。生徒は,① と② は同様であるのに対して,③ はそれらとは異質であるという印象を受ける。
効率よくまとめた説明であるが,それゆえに舞台裏が見えずわかりにくいのである。そこで,2つの実数α,βについて,同符号,異符号という二分法から始める指導を考察してみる。
※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/
山口県立高森高等学校 西元教善
A4判たて,5ページ
Word
docx/362.0KB
pdf/303.8KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。