数学Ⅲで無理関数の定積分を扱うが,これを使えば円の面積が求められる。一般的な扇形の面積も0<a<bのとき、定積分∫ba√a2+b2-x2 dxは原点を中心とし、半径が√a2+b2の円と考えることで無理関数の定積分で求められる。本稿では,(0<a<bのとき、定積分∫ba√a2+b2-x2 dxの値を逆正接tan-1で表し,そこから逆正接についての性質を導くことにする。
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山口県立高森高等学校 西元教善
A4判たて,4ページ
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